カテゴリー「c 歌舞伎」の15件の記事

2017年4月15日 (土)

四月大歌舞伎

Kabuki2017041_3

 
夜の部を観てきました happy01
 
今回は東側の桟敷前9列目 
 
とても見やすい、よいお席でした happy02
 
Kabuki2017042
 
演目は
 
一、傾城反魂香 土佐将監閑居の場
 
二、桂川連理柵 帯屋
 
三、奴道成寺
 
Kabuki201704
 
 
まず一つ目、傾城反魂香。
 
言葉の不自由な絵師の又平は、師匠の元を訪れ土佐の名字を名乗ることを願い出る。
 
しかし、絵師としての功績がないため聞き入れられない。
 
絶望した又平は死を決意。
 
すべての力を振り絞り、最期の作品として、手水鉢に自画像を描く。
 
すると不思議なことに、その絵が石を透過、石の裏にも絵が表れる。
 
この奇蹟により、師匠は又平に土佐の姓を名乗ることを許し、
 
一人前の絵師として活動することを認める。
 
命をかけて奇蹟を起こした夫婦の絆が見どころの近松門左衛門の作品。
 
 
吉右衛門さんが又平を、妻のおとくを菊之助さんが演じました。
 
土佐の姓を名乗ることを認められた又平が
 
喜びいっぱいに舞うシーンがあります。
 
吉右衛門さんの舞は初めて拝見したのですが、
 
本当にすばらしかったです。
 
少しコミカルな踊りにもかかわらず、
 
又平さん本当に良かったね、と目頭が熱くなりました weep
 
吉右衛門さん、さすがでした happy01
 
 
二つ目の桂川連理柵
 
上方の世話物で、年若い娘と心中してしまう帯屋の主人の物語。
 
藤十郎さんが主人の長右衛門を、
 
藤十郎さんの孫中村壱太郎さんは、
 
三枚目の長吉と、若い娘の二役を演じました。
 
三枚目キャラというのは、とくに難しいものだと思いますが、
 
セリフの間や表情が良く、とても魅力的で印象に残りました happy01
 
 
三つ目、奴道成寺
 
猿之助さんの踊りをたっぷり楽しめるこちらの作品を一番楽しみにしていました happy02
 
私の近くの席にいらした都民劇場の会員の方々も、
 
「奴道成寺がお目当て」とおっしゃっている方が多かったです happy01
 
 
道成寺は女形の代表的な舞踊作品ですが、
 
こちらは男性として舞います confident
 
はじめは白拍子に化け、男だとばれてからは狂言師として wink
 
 
長唄、常磐津がずらりと並び、桜が満開の豪華なセット cherryblossom
 
お坊さん役で、若い役者さんたちが勢揃いなのも楽しかったです happy01
 
 
 
猿之助さん、何役も演じ分けながら踊ったのですが、本当に圧巻でした~ happy02
 
指先の使い方、視線、そして表情、すみずみまで行き届き、
 
動きのひとつひとつが美しく躍動的で、目が離せませんでした shine shine shine
 
 
楽器を使ったり、お面を次々に変えたりしながらの舞で、見どころ満載。
 
すっかり夢中になり、あっという間の約40分間。
 
大満足で帰路につきました happy01
 
 
猿之助さんの踊り、本当にすばらしいです~ heart04
 
舞踊公演をぜひ東京で開催して頂きたいです~ happy01
 
 
 
そうそう、今回ロビーで富士純子さん(菊五郎さんの奥様)をお見かけしました。
 
テレビでの印象通り、華奢で清楚、美しい方でした~💕
 
 
長いレポートを読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m
 

2016年11月 4日 (金)

那須 つつじ吊橋&吉例顔見世大歌舞伎 八代目中村芝翫襲名披露

那須高原 つつじ吊橋 2016年10月末の風景
 
Tsutsujibridge201610  
長さ130m、下を流れる川からの高さ38m
 
 
朝日岳と茶臼岳も眺めることができる絶景ポイント sun
 
(↓この写真には朝日岳のみ)
 
Tsutsujibridge2016101
 
 
下流方面の眺め maple
 
Tsutsujibridge2016102
 
 
70kgの人が560人乗っても大丈夫!という頑丈な吊橋ですが
 
人が歩くと、それなりに揺れます smile sweat01
 
Tsutsujibridge2016103
 
 
でもマルちゃんは、頑張って歩きました happy01
 
Tsutsujibridge2016104
 
 
近くの道を車で通ったときに偶然見つけたポイントだったのですが、
 
大きく観光地化されていないため、
 
のんびりとした雰囲気で、とても良かったです happy01
 
 
撮影:2016/10末 
 
 
続きは吉例顔見世大歌舞伎のこと

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2016年10月 5日 (水)

芸術祭十月大歌舞伎 八代目中村芝翫襲名披露

Kabuki201610_2

 
中村芝翫さんと3人の息子さんの襲名披露公演夜の部を観てきました happy01
 
 
人気役者が大名跡を継ぐとあって、
 
公演3日目平日夜でしたがびっしり満員 wink
 
ロビーには芝翫さんの奥様、三田寛子さんのお姿も shineshineshine
 
テレビで観る以上に、とてもお綺麗な方でした happy01
 
 
↓今回の席からの眺め
 
Kabuki2016103
 
東側桟敷前のこの辺りが、都民劇場では定番のよう confident
 
私も3、4回目。
 
観やすい席です wink
 
 
中央後方の席は、ともすると前の人と重なって舞台が観にくいこともあるのですが、
 
この辺りは舞台中央が斜め方向なので、案外視界が開けます wink
 
 
さて、今回の演目
 
Kabuki2016101
 
一、外郎売
 
歌舞伎十八番の一つ。
 
歌舞伎ではおなじみのキャラ、曽我五郎が
 
小田原名物外郎売になりすまし、
 
妙薬外郎について、立て板に水のような口調で説明しながら
 
親の仇に近づく機会を狙っている・・・という話 happy01
 
 
舞台には美しく着飾った遊女や、侍達がずらりと並び、
 
背景には富士山 fuji がそびえ
 
とても華やか wink
 
早口言葉のようなセリフを、よどみなく述べるのが見せ場です wink
 
 
今回曽我五郎を演じたのは、尾上松緑さん。
 
昨年「矢の根」を観た際も、松緑さんが五郎を演じていたので、
 
私の中で、曽我五郎のイメージが松緑さんになってしまうかも・・・ smile
 
 
様式美満載の江戸荒事、曽我狂言 shine
 
ザ・歌舞伎な感じで、とても楽しいです happy02
 
 
二、口上
 
裃姿の大物役者さんたちがずらりと並んで、襲名披露のご挨拶をする口上。
 
今回は藤十郎さん、玉三郎さん、菊五郎さん、
 
吉右衛門さん、菊之助さん、七之助さんほか超豪華メンバーが勢揃い wink
 
 
新芝翫さんは、襲名公演直前にイロイロあったので、
 
ちょっと菊五郎さんがイジったりして笑いをとっていました bleah
 
口上の挨拶の内容は本人が考えているのか
 
挨拶が上手な方と、そうでもない方がいます。
 
そんなところから役者さんの素の部分が感じられて楽しかったです happy01
 
 
↓祝幕 佐藤可士和さんのデザイン
 
Kabuki2016102_2
 
三、熊谷陣屋
 
一ノ谷の合戦で、後白河法皇のご落胤平敦盛の首を取った熊谷直実。
 
しかし実際は、主君義経の頼みにより敦盛を逃がすため、
 
敦盛と同い年の自分の息子を身替わりとし、
 
その首を取って献上したという悲しいお話。
 
 
直実を中村芝翫さん
 
直実の妻を中村魁春さん
 
義経を中村吉右衛門さん
 
敦盛の母を尾上菊之助さん
 
弥平兵宗清を中村歌六さん
 
 
 
熊谷直実は義経の忠臣であり、凄腕の武将。
 
でも同時に、心の優しい人。
 
主君を思う気持ちと、子を思う気持ち。
 
観ていて本当に切なかったです weep
 
 
しかも、義経が敦盛を救おうとする背景には、
 
義経が3歳のとき、母、兄とともに、
 
平家の武将だった弥平兵宗清に救ってもらったということがあり・・・crying
 
 
いやはや、芝翫さんをはじめ皆さん大熱演。
 
すっかり引き込まれました。
 
浄瑠璃の迫力かつ哀切な節回しも素晴らしかったです。
 
ぜひまた観たい作品となりました confident
 
 
そして最後は
 
坂東玉三郎さんの「藤娘」
 
私、これを本当に楽しみにしていたのです~happy02
 
 
幕開きで暗転・・・
 
本当にまっっくら・・・何も見えない・・・・sweat01
 
 
そして一気に舞台に灯り flair
 
 
見事な枝振りの松に藤がからみ、大きな花がたくさん下がっています cute
 
そしてその下、舞台中央に、
 
まぶしいくらい美しい、藤娘に扮した玉三郎さん~shine shine shine
 
いや~もう、クラクラしました happy02
 
 
歌舞伎や玉三郎さんを知らない人が観たら
 
「うわ~!!!若くてすっごい美人のおねえさんだ~ heart04 」って思ったことでしょう。
 
 
すごいですよね~!
 
本当は若くも女性でもないんですから smile sweat01
 
 
細くて可憐でしなやかで shine
 
藤娘は「藤の精」なのですが、まさに妖精のような風情でした lovely
 
 
そして藤娘が恋をして、結ばれて、大人の女性になって・・・という内容を
 
衣装を次々に替えながら踊りで表現されたわけですが・・・
 
もうなんというか、
 
私は竜宮城に連れて行かれた浦島太郎のような気分でした catface wave
 
ただもうひたすら、「うわ~うわ~うわ~っ」て感じ smile
 
夢の世界でした confident
 
 
それにしても、
 
あの広~い舞台で踊っているのはただ一人・・・
 
 
なのに舞台全体が輝き、満ちあふれているように感じられる・・・ shine shineshine
 
異次元の世界~ shine
 
 
拝見できて、本当に幸せでした confident 感謝でございます
 
 
あぁ願わくば・・・玉三郎さんの舞踊公演をぜひ東京で~ happy02 
 
 
 
 
はぁ・・・confident
 
熊谷陣屋でせつない気持ちになっていたのですが、
 
藤娘でいっきに極楽気分 up up up
 
お陰様で、とっってもハッピーな状態で帰路につきました happy01
 
長いレポートを読んでくださりありがとうございました confident

2016年9月 4日 (日)

秀山祭 九月大歌舞伎 

九月大歌舞伎、昼の部を観てきました。
 
今回初めて、初日shine
 
Photo
 
初日ってどんな雰囲気なのかな~と思いながら出かけたのですが、
 
結果、いつもとさほど変わりなかったです wink
 
碁盤忠信も、一條大蔵譚も、主役の役者さんにとって
 
持ちネタともいえる演目だったからもしれませんが confident
 
 
さて今回は珍しく、東西に花道が作られていて、
 
私の席は東の花道の近くでした wink
 
20160901
 
この花道が使われたのは一つ目の演目「碁盤忠信」のみでしたが、
 
花道のおかげで視界が開けて、舞台が観やすかったです happy01
 
201609011
 
 
さて、一つ目「碁盤忠信」
 
これは、義経の影武者として京都に潜んでいる佐藤忠信が
 
頼朝の追手に命を狙われた際、
 
碁盤を持って戦ったという伝説をもとにした荒事。
 
約百年前、七代目松本幸四郎の襲名披露公演で上演されたきりになっていた作品を
 
孫にあたる市川染五郎さんが2011年に復活させた作品。
 
だんまりから始まり、飛び六方で終わる、江戸歌舞伎、荒事の魅力たっぷりな作品。
 
 
以前は、線の細さが感じられた染五郎さんでしたが、
 
赤い隈取をして、カニの足みたいな髪形 sign02 で猛者「佐藤忠信」を演じるお姿は
 
堂々として、迫力満点でした!
 
「いかにも大歌舞伎」な作品が好きな私、大満足な一幕でした happy01
 
参考:カニの足みたいな髪形の例↓
 
 
 
二つ目は「太刀盗人」
 
田舎から京都に出てきた万兵衛さんが、
 
にぎわう市場で国元への土産を物色していたところ、
 
太刀をスリの九郎兵衛に取られてしまう喜劇 happy01
 
長唄囃子連中がずらりと舞台に並び、にぎやかでとても楽しい作品。
 
中村又五郎さん演ずる九郎兵衛が
 
悪いヤツなのだけど、どこか憎めない人物で、
 
思わず笑ってしまいました smile sweat01
 
 
三つ目は「一條大蔵譚」
 
昨年十月に片岡仁左衛門さん演ずる一條大蔵卿を観ましたが
 
今回は中村吉右衛門さん。
 
この役をもう10回以上演じているそうです confident
 
 
一條大蔵卿は本当は源氏に心を寄せているのですが
 
平家の世なので阿呆の振りをして過ごし、時節を待っているというお話。
 
 
作り阿呆のときの表情と、
 
本性を見せるときの迫力が、さすがのコントラストでした。
 
 
常盤御前は中村魁春さんが演じたのですが、
 
とても美しくかつかわいらしい感じ heart04
 
でも調べてみたら魁春さん、御年68歳!!!
 
びっくりです~!!!すばらしいです~!!!happy02 shine
 
9
 
 
以上、長いレポートを読んでくださってありがとうございました happy01

2016年8月29日 (月)

コンゴテトラさん in サンシャイン水族館 と 七月大歌舞伎のレビュー

Congo_tetra2016071

 
コンゴテトラさんは、西アフリカのコンゴ川に生息するお方。
 
とくに♂さんは、
 
メタリックな印象の体色がとても美しく、
 
ヒレも長くてゴージャス 
 
Congo_tetra201607
 
生きるアートですね!
 
 
撮影:2016/7
 
 
続きは七月大歌舞伎のレビュー

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2016年6月 6日 (月)

六月大歌舞伎 猿之助さんの狐忠信

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六月大歌舞伎は3部構成で義経千本桜
 
 
 
pacapyさんも誘って、猿之助さんの狐忠信を観てきました happy01 
 
6
 
◎「道行初音旅」は、都を追われた義経を追って、
 
静御前が家来の佐藤忠信と共に旅をしている話。
 
 
佐藤忠信は猿之助さん、静御膳が染五郎さん。
 
お二人の舞がたっぷり観られる、絶品の一幕 shineshineshine
 
 
染五郎さんの静御前はとっても美しく、
 
クリーム色の地の豪華な着物が良く似合っていました heart04
 
染五郎さんの女形の舞、とても可憐です confident
 
 
そして猿之助さんの舞・・・久しぶりに拝見しましたが、
 
身体の軸がまったくブレず、動きにキレがあって、
 
本当に見応えがありました shineshineshine
 
心がプルプルして、しびれました happy02
 
 
そもそも私が歌舞伎を好きになったのは、
 
猿之助さん(当時亀治郎さん)の舞に魅了されたからでした confident
 
 
今回拝見して改めて猿之助さんの踊りのすごさを感じました。
 
もっともっと観たい・・・と思いました happy02
 
 
◎次の幕「川連法眼館」のあらすじ
 
法眼の館にかくまわれている義経と無事再会した静御前。
 
だが静御前と一緒に旅をしてきた佐藤忠信は偽者で、
 
実は義経が後白河院から賜った鼓の 皮にされた狐夫婦の、
子が忠信に化けていたと分かる。
 
子狐は、静御前を守護しつつ、鼓を慕ってついてきていたのだった。
 
親子の縁が薄かった義経は、親を慕う子狐の情にうたれ、
 
その鼓を子狐に与える・・・というお話。
 
 
 
この幕は、早変わりや宙乗りもあり、エンターテイメント性たっぷり wink
 
歌舞伎役者の身体能力の高さに圧倒されます happy02
 
 
舞台の下に消えたと思ったら上から現れ、
 
狐になったり、忠信になったり、衣装や髪形が早変わり。
 
さらに狐の仕草を表現するために、屈んだまま素早く移動したり
 
膝でぐるぐる回ったり・・・typhoontyphoontyphoon
 
 
 
また今回は、新しくなった歌舞伎座で初めての宙乗り。
 
花道の上あたりの空中を、高さを変えながら移動し、
 
子狐が鼓を手に大喜びで古巣へと帰る様子を、
 
猿之助さんは全身で表現されていました happy02
 
 
 
大がかりな演出に驚かされる一方で、
 
親を慕う子狐の様子には、思わず涙してしまう・・・ weep
 
 
驚いたり、泣いたり、笑ったり、
 
「歌舞伎って面白いな~」を改めて実感しました happy01
 
 
ちなみにこの幕の静御前は市川笑也さんが演じられたのですが、
 
見目麗しく、声もやわらかでとても素敵でした wink
 
 
 
 
義経千本桜という作品は
 
もともと人形浄瑠璃の作品なので、
 
私の好きな義太夫節もたっぷり聞けて
 
今回の観劇は、満足度が非常に高かったです!!!
 
お時間がおありでしたら、ぜひ歌舞伎座へ wink
 
 
以上、長いレポートを読んでくださりありがとうございました  

2016年4月13日 (水)

四月大歌舞伎

二ヶ月に一度のお楽しみ

四月大歌舞伎昼の部を観てしてきました happy01
 
Kabuki20160411
 
今回の演目は
一、松寿操り三番叟
 
二、不知火検校
 
三、身替座禅
 
Kabuki201604111
 
今回の席は、舞台上手側 
 
Kabuki201604112
 
桟敷席のすぐ横。
 
とても舞台が観やすい席でした happy01
 
Kabuki201604113
 
さて感想です wink
 
 
一つ目、松寿操り三番叟
 
これは、操り人形に扮した役者と人形遣いに扮した役者が登場し、
 
操り人形の糸をさばいて人形に三番叟を踊らせるという舞踊劇。
 
もちろん実際に糸がつながっているわけではないので、
 
役者同士が息をぴったり合わせて演じなくてはいけません。
 
また上からつられた人形なので、軽やかにはねるように踊るのですが
 
役者さんにとっては身体のバネを酷使する大変な踊り。
 
足をバンバンと踏みならす振りが多くあるのですが
 
上から吊られた人形が舞っている(ことになっている)ので、
 
振りに合わせて人形遣いが足を鳴らします。 
 
私は今回の演目の中で、
 
染五郎さんの三番叟を一番楽しみにしていました happy01
 
そして期待していた以上に素晴らしかったです。
 
コミカルで軽やかな舞に引き込まれました。
 
 
途中糸が絡まって、人形がくるくると回り続けてしまう部分があります。
 
観ている方は思わず笑ってしまうシーンなのですが、
 
実際は役者さんが糸に吊られたかのように回り続けているわけで
 
本当に大変なところと思います。
 
でも「大変さ」など微塵も感じさせないところが、さすがですね。
 
人形遣いを演じる尾上松也さんとの息もぴったりで
 
とても楽しい一幕でした wink
 
 
 
二つ目、不知火検校
 
極悪人の按摩さんが主人公の話。
 
盲人の中で最上位の階級にいる二代目不知火検校の悪事の数々と
 
その顛末が描かれます。
 
検校を演じるのは松本幸四郎さん。
 
 
悪党が主人公の話は、感情移入ができないので、ちょっと苦手意識があるのですが
 
この演目はとても楽しめました。
 
 
とにかく不知火検校はとことん悪い人間なのです。
 
欲望のままに生きていて、次々に人を殺しても、全く動じることがない・・・
 
舞台でも凄惨な場面が多いです。
 
観ているのがツラくなりそう・・・・なものですが、
 
悪事の数々が描かれているにも関わらず、
 
「きっとまた金の亡者検校が出てくるぞ、ほらやっぱり出てきたぞ」
 
みたいな雰囲気になり、観客が思わず笑ってしまうようなことも。
 
「これはひょっとしてブラックコメディなのか?」と。
 
同情する部分の全くないとことん悪い奴を、
 
幸四郎さんが「どこか愛敬を感じさせる人物」として演じていらしたがゆえの
 
ことなのだろうと思いました。
 
ぜひもう一度観てみたい演目です。
 
 
 
そして最後は身替座禅。
 
お殿様は愛人に会いに行きたいのだけれど、
 
お殿様を溺愛している奥方が片時も離れない。
 
家臣に協力させてどうにか奥方を欺き、愛人に会いに行く。
 
しかしその策は奥方に見破られてしまい、戻ってきてから修羅場になるというコメディ。
 
 
お殿様を片岡仁左衛門さん。奥方が市川左團次さん。
 
お殿様は見映えのよい方なのですが、
 
殿様ラブの奥方は、かなりの醜女でコワ~イ方として描かれています。
 
これはもう、ただただ楽しいお話。
 
常磐津と長唄連中が揃い、とても華やか。
 
愉快な気持ちで観劇を終えました。
 
 
観ればみるほど、歌舞伎が好きになります~ happy02
 
 
Kabuki201604114  Kabuki201604115_3
 
今回は染五郎さんの一筆箋と、キティちゃんのクリアファイルをゲット wink
 
一筆箋は染五郎さんの三番叟がとても良かったので、記念に。
 
クリアファイルは、ガイドの時にこういうのを使うと
 
ちょっと話の種になったりもするので^^
 
 
 
今回も長~いレポートを読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m

2016年2月 6日 (土)

ユキヒョウのアサヒちゃん in 多摩動物公園 & 二月大歌舞伎

アサヒちゃんのドアップ

 
Snowleopard_asahi201601063
 
 
アクリル板越しでも、こんなに近いとちょっとドキドキ~ heart02
 
視線の先には、気ままに園内を歩くクジャク♂さんがいます coldsweats01 
 
 
撮影:2016/1/6
 
 
つづきは二月大歌舞伎のこと
 
 

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2015年12月20日 (日)

ユキヒョウのミルチャさん in 多摩動物公園 & 十二月大歌舞伎

美豹のミルチャさん、今日もかわいいね~

 

Snowleopard20151020mi

 

 

ミルチャさん↓:『・・・ちょっと照れるわ・・・ catface

 

Snowleopard20151020miru

大きなお手々も、とってもラブリ~ heart04

 

毛も密で綺麗~ happy01

 

 

 

続きは十二月大歌舞伎のこと

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2015年10月26日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部

十月大歌舞伎

Kabuki201510241_2


あれ、先日も観に行ったんじゃ・・・という感じですが^^;;

前回は夜の部

今回はpacapyさんと昼の部を観てきました。

 

初めて2等席。

1階の後から4列目だけど舞台中央の位置。

舞台も花道も見やすくて、良いお席でした。

 

演目は

一、音羽嶽だんまり

二、矢の根

三、一條大蔵譚

四、人情噺文七元結

 

一つ目は歌舞伎らしい様式美にあふれた演目。

歌舞伎には決まり事があって、

それを知らなくても楽しめるけれど

知っているとさらに面白い、というところがあると思います。

イヤホンガイドを利用すると、タイミング良く決まり事を教えてくれます。

 

尾上松也さんがメインの役を演じたのですが、

華があっていいなぁ~と思いました。

最後の飛び六方も、力強く迫力がありました。

 

二つ目は矢の根

江戸歌舞伎の十八番。

歌舞伎と聞いた時に多くの人が思い浮かべる

顔に赤いスジを描き、髪がトゲトゲしている大男が主役です。

ザ・江戸歌舞伎!って感じで、好きです(* ̄∇ ̄*)

 

ちなみにこのメイクアップを隈取といい、

赤い隈取をしている人は善人(⌒▽⌒)

青・茶・黒などの隈取をしている人は

根っからの悪人や怨霊。

 

今回尾上松緑さんが主人公曽我五郎を演じました。

松緑さんはスラっとして小顔な方なのに

この役のときは、顔がかなりの大きさ。

(この役は顔が小さいと、迫力が出ません)

鬘で顔まで大きくしている?

あるいは芸のなせる技?

 

三つ目は一條大蔵譚

平家全盛の時代の、源氏ゆかりの者たちの話。

公家の大蔵卿は阿呆で知られているけれど、

それは世をあざむく仮の姿。

本当は源氏縁の文武に秀でた人。

この役を片岡仁左衛門さん。

源氏の忠臣吉岡鬼次郎を尾上菊之助さんが演じました。

 

ぶっ返りという歌舞伎独特の表現(着物をばっっと広げる演出)も見られました。

羽根を広げたクジャクみたいな感じ?!かな。

また、義太夫節(浄瑠璃語り)が迫力満点で、圧倒されます。

最近義太夫節の魅力にはまりつつあります・・・(* ̄ー ̄*)ゞ

 

仁左衛門さんには独特のオーラがあって、つい引き込まれます。

菊之助さんもホレボレな男っぷりでした。

 

四つ目は人情噺文七元結

原作は落語だそうで、笑いあり、涙ありの、人情話。

腕はいいけど、博打と酒ですってんてんの左官の長兵衛を尾上菊五郎さん。

 

ダメダメな父親なのですが、情に厚く、

なんというか憎めない職人さんを

ユーモアたっぷりに演じておられました。

 

見ているうちに、歌舞伎ということ忘れてしまう

江戸の下町コメディドラマ。

見終えた後、心ホンワカな感じのお話なので

「今日の歌舞伎、楽しかったね~」な気持ちで帰路につけました(⌒▽⌒)

 

このように、異なる芝居の見せ場をピックアップして上演する形を

「見取り」というそうです。

一方、一つのお話を通して上演するのは「通し狂言」。

 

私はどちらかというと「見取り」が気楽で好きかも。

いいとこ取りでお得な感じですし~(⌒▽⌒)

 

Kabuki20151024_2


↑左のスヌーピーのモノは、歌舞伎座のクリアファイル。

夜の部で上演された「阿古屋」にスヌーピーが扮しています。

 

相撲も歌舞伎も、行くたびにツイ何か小さなモノを買ってしまう・・・^^;;;

 

 

ともあれ、歌舞伎初観劇のpacapyさんも楽しめたそうなので

これからは一緒に行かれるかなと♪

ますます歌舞伎熱が高まりそうです(⌒▽⌒)

 

 

撮影:2015/10/24

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チワワの『まる』について

  • ロングコートチワワ・2008年7月7日生まれ 毛色はレッド 甘えん坊で人見知りでですが、おだやかな性格の女の子です

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