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2019年9月 8日 (日)

ウエストサイドストーリー in IHIステージアラウンド東京

豊洲のステージアラウンド東京でWest Side Storyを観てきました(アメリカのキャスト版)。

Westside20191

私は映画版ウエストサイド物語が大好きで、

繰り返し観ているのでどうしても比べてしまうところがあるのですが、

今回のキャスティングは、映画のイメージを大事にしていました。

 

マリアは細くて可憐、ベルナルドはラテン系イケメン、アニタは小柄で色っぽい。

リフやチノも映画のキャストとよく似ていました。

Westside20192

でも映画ではノッポが演じたトニー、今回は割と小柄。

ケンカが強いキャラのはずなので、ちょっとイメージが…と。

でも彼が歌い始めたら、そんな懸念は吹っ飛んでしまいました。

素晴らしい歌唱力。

声が良いのはもちろん、表現力豊か。

マリアがあっという間に恋に落ちたのもうなずける感じでした。

 

ダンスシーンは、私の大好きな屋上のシーンが女性のみの構成になっていて残念。

あのシーンが一番楽しいのに。

でも映画の撮影もあの激しいダンスシーンは大変だったらしいし、

ダンスシーンが多いほどケガの心配も増えるから仕方ないのかな。

 

ウエストサイドストーリー、言うまでもないのですが、

楽曲が本当に素晴らしいですよね。

今回生演奏だったのでさらに楽しめました。

久しぶりにオーケストラのコンサートに行きたくなりました。

あの響きに心がとても癒されます。

Westside2019

ステージアラウンド東京、初めてでしたがなかなか興味深かったです。

ステージが穴の大きなドーナツ状で、

ドーナツの穴の部分に客席。

場面転換の時に、ステージではなく客席部分が回ります。

周囲をグルリと囲むステージの幕に映像も映し出されるので、

浮遊するような、不思議な感覚がありました。

座席の傾斜が急になのと、席が一列ずつ互い違いになっているので、

視界を妨げられることなく、とても観やすかったです。

今回も都民劇場の定期公演でチケットを手配して頂いたのですが、

ちょうど客席の乗る円盤の中心位置でした。

舞台からは距離があるけれど真ん中なので

とても良かったです。

 

ステージアラウンド東京は期間限定の劇場らしく、

建物はプレハブ?みたいな簡素なもの。

ロビーも狭く、ベンチは少ししかないです。

ロビーにカフェがあり、スタンドテーブルと、壁沿いにテーブルがあり、

飲食することができます(カフェで買ったもの以外のものを食べても大丈夫)

 

トイレの数は多いので、並んでも進みは早いです。

あと、座席の前後の間隔が狭いので、通路から遠い席の人は早めに着席した方がいいと思います。

 

ゆりかもめ市場前駅から5分程度。駅と劇場の間にはお店ナシ。

隣にホテルを建てているようでしたので、あれができたら少し変わるのかな。

 

ともあれ、よいミュージカルを見ることかできて、とてもリフレッシュできました!!感謝です!!!

 

(カーテンコール時撮影可でした)

2019年2月28日 (木)

ヤンリーピンの覇王別姫 in オーチャードホール

 
都民劇場の定期公演で、覇王別姫を観てきました
 
5
 
中国の有名なダンサーが作った作品、とういうことしか知らなかったので、
 
渋谷に向かう電車の中でHPをチェック。
 
「項羽と劉邦の戦いと、項羽の愛人虞美人の話」との説明を読み、
 
「あぁ、あの四面楚歌の話。
 
虞美人って項羽の愛人だったのね~知らなかったわぁ」みたいな感じで
 
 
 
前衛的なダンスは好き嫌いが出るからな~とか、
 
今回は天井桟敷で舞台がすご~く遠いからなぁとか、
 
ちょっと引き気味だったのですが、
 
始まったら、もうあっという間に夢中になりました
 
 
中国の古典的な音楽、踊り、京劇などと、
 
アクロバティックな動き、現代的な演奏が融合し、
 
まさしくエンターテイメントな舞台でした
 
 
ダンサーたちの身体能力の高さ、キレッキレな踊りを観て、
 
中国は雑技団や少林寺拳法のお国でもあったのだったなぁと思い出しました。
 
 
 
とくに印象に残っているのは、項羽
 
そのカリスマ性、能力の高さ、圧倒的な存在感が
 
天井桟敷まで伝わってきました
 
私は勝者の劉邦が主役なのだろうと思っていたので
 
「へぇ、敵役を随分かっこよく描くのだなぁ~」と意外に感じていました
 
 
 
でも最後まで観て気付いたのですが、
 
項羽が主役だったのですよね
 
タイトルからして覇王(項羽)、姫との別れ、ですもんね。
 
 
項羽を演じた方の踊りは抜群でした。
 
↓項羽を演じた方
 
Photo  
 
 
キレのある武闘の踊り、見事でした
 
滞空時間が長く、ポージングも美しいので、
 
フィギュアスケートではバタフライと呼ばれる技
 
(身体が地面と一瞬平行になる)などは、
 
ワイドパンツのような衣装が大旗のように翻り
 
見応えがありました
 
 
その一方で、虞姫とのデュエットの際は、
 
小柄な虞姫を、
 
美しい小鳥を守るように、そっと、そっと、包み込む・・・
 
そんな優しさにあふれた踊りでした
 
項羽がどれほど虞姫を大切に思っていたのかが伝わってきました。
 
 
激しい武闘の踊りと、優しいデュエット。
 
このギャップに心つかまれました
 
これぞギャップ萌ってヤツでしょうか~
 
女性の演出であること、その繊細さを感じました。
 
 
ちなみに虞姫は、京劇のように男性が演じていました。 
 
小柄で身体が非常に柔らかい方でした。
 
また女性以上に女性的な動き。
 
男性だからこそ、あそこまで女性的なしぐさができるのでしょうか。
 
歌舞伎の女形よりももっと性的な印象が強かったです
 
↓虞姫を演じた方
 
4
 
 
書き切れないほど見どころが満載の作品で、
 
本当にあっという間の2時間でした。
 
 
 
ここに載せている写真はカーテンコールの際に撮りました(撮影可でした)。
 
でも天井桟敷からiPhoneで撮ったので・・・
 
↓手前がヤンリーピンさん
 
2
 
帰りにロビーを通った際、
 
サイン会に向かうヤンリーピンさんと擦れ違いました。
 
カーテンコールの舞台上では、
 
迫力と貫禄のある美女に見えたのですが、
 
近くで見ると、小柄でとても可愛らしい方でした
 
「あ、まだ若い人なのね~」と思ったのですが、
 
後で調べたら1958年生まれ!!!驚きました
 
究極の美魔女だと思います
 
3
 
クライマックスのシーンでは、
 
舞台に赤い羽毛が敷き詰められていました。
 
これが舞い上がると、まるで血しぶきのように見えました。
 
 
右端の白いものは、紙の塊。
 
切り絵の達人の女性がここに座り、
 
主に漢字を切り出して、状況説明の役割をしていました。
 
 
↓劉邦を演じた方
 
1
 
また、天井にぶら下がっているのは無数のハサミ。
 
中国ではハサミが神器だったのだとか。
 
これが揺れたり、高さを変えたりするのですが、
 
ハサミがぶつかり合う凄まじい金属音も効果音として使われていました。
 
 
 
もっと項羽と劉邦、韓信などの人物像について知りたくなり、
 
マンガ中国の歴史「項羽と劉邦」を買って読んでみました。
 
572853768491854
 
 
能力は高いがワンマンだった項羽、
 
本人の能力はさほどではなかったが、人柄が良く、人に恵まれた劉邦、という感じでした。
 
 
少数で大軍を撃破し続けた項羽は、
 
日本で言ったら源義経みたいな感じでしょうか。
 
 
一方劉邦が興した漢という国は400年も続いたのですよね。
 
そして三国志の劉備玄徳は劉邦の子孫とのこと。
 
すごいなぁ~とドキドキします
 
 
舞台があまりにも素晴らしかったので、
 
知的好奇心まで刺激されてしまいました。
 
ぜひもう一度、観たい作品です
 
 
あと、なぜかダンサーたちの名前がHPに掲載されていなくて、
 
「ヤンリーピンカンパニー」とひとくくりにされています。
 
どんな人たちが演じていたのか、ぜひ知りたいです
 
 
 
今回の着物
 
7_2
 
6_2
 
 
茶色の鮫小紋の着物に
 
霞?雲?の柄の名古屋帯。
 
 
朝、着付けの際、帯がうまく結べなくて焦りました^^;;;
 
柔らかめの帯は、結びやすいようでいて、
 
形が決まりにくいのですね
 
修業しなくては^^
 
 
 
長いレポートを読んでくださり、ありがとうございました
 
 
撮影:2019/2

2018年8月24日 (金)

コーラスライン in シアターオーブ

シアターオーブで、
 
ミュージカル、コーラスラインを観てきました

Chorusline201808

 
↑は、ラストで写真撮影可になった際に撮影しました。
 
最近は、こうしてごく短時間のみ撮影可という企画が増えましたね
 
 
 
会場は平日の夜にも関わらず満席でした。
 
今回も都民劇場の定期公演でチケットを取ってもらったのですが、
 
2階の8列目、やや左寄りでしたが、とても観やすかったです
 
Chorusline2018081_3
 
ミュージカルの世界で生きる、
 
端役のダンサーたちの人生
 
厳しい競争、傷ついた心、生活の困窮・・・
 
 
でもどんなことがあっても、
 
やっぱり踊るのが好きで、ショーが好き、
 
その情熱が、困難な中でも彼らを輝かせるのでしょうね
 
 
 
大好きなキャシーのダンスシーン、
 
迫力がありました!
 
映画で何度も何度も観たシーン、
 
生で観られて本当に嬉しかったです
 
 
 
シアターオーブのホワイエから撮った夕暮れ
 
Theatre_orb201808
 
 
この日は本当に暑かったのですが、
 
夕焼けも真っ赤っかでした
 
Theatre_orb2018081
 
 
暑くっても、着物で出掛けるという情熱は不変!!!
 
 
けど、↓予定していた絽の着物は諦めました ^^;
 
Kimonoro201808_2
 
 
絽の着物は透けるので、
 
襦袢をしっかり着込まなくちゃいけない・・・
 
 
暑い・・・
 
 
ので、綿しじらの着物にしました
 
Kimono201808
 
これは透けないから、
 
いろいろ省いて着ても大丈夫!
 
 
縄文展の時は青い帯をしていましたが、
 
今回はキナリの帯にしました
 
この着物は軽くて涼しくて、とても気に入っています♪
 
 
 
ところで、この日のヒカリエはとても混んでいました。
 
ちょっとお茶をしようと思っても、お店に入れない・・・
 
夏休みとはいえ平日だし、まだ18時なのになんで???と思ったのですが、
 
ヒカリエホールで行われていた
 
↓安室さんのイベントがその混雑の理由だったのかも?
 
Hikarie201808
 
 
撮影:2018/8

2018年7月20日 (金)

ミュージカル エビータ in シアターオーブ

シアターオーブでミュージカルエビータを観てきました
 
Evita201807_3
 
 
ブロードウェイやウエストエンドで活躍している役者さんたちが出演し、
 
1978年初演時のオリジナル演出による公演とのこと
 
 
アンドリューロイドウェバーの楽曲はとても好きなので、
 
CDでエビータの曲もしばしば聴いていたのですが、
 
ミュージカルも映画も観たことがありませんでした
 
 
エビータについても、
 
女優さんで、大統領夫人になって、民衆にとても人気があった人、
 
程度の知識しかなく、
 
「グレースケリーのような感じ?」
 
という、
 
かなりテキトーなイメージを持ったまま、開演を迎えました
 
 
Evita2018071
 
 
始まるやいなや、
 
進行役チェの歌唱力にびっくり!!!
 
ささやくように歌っているのに、
 
響く、艶のある声!
 
一気に心をつかまれて、
 
たちまちミュージカルの世界に没頭してしまいました
 
 
私は存じ上げなかったのですが、
 
チェを演じたのはラミン・カリムルーさんという、
 
ミュージカル界のスーパースターだそうです
 
 
 
どの楽曲も素晴らしかったのですが、 
 
Don't cry for me Argentina、
 
Another suitcase in another hall
 
など、とくに大好きな曲を、
 
生オーケストラで聴けて、それだけでも感動してウルウルしちゃいました  
 
 
エビータ役のエマ・キングストンさんは、
 
小柄だけどとってもパワフル!
 
ミストレス役のイザベラ・ジェーンさんの清らかで美しい声、
 
どちらもさすがだな~と思いました
 
 
 
また、当時の映像を多用した演出のおかげで、
 
時代背景や民衆の熱狂などをよく理解することもできました
 
 
とても見応えのあるミュージカルで、
 
見終えた後の満足感、余韻が
 
ハンパなかったです~
 
 
 
 
しかし一方で、ストーリーにはとても驚かされました
 
 
アルゼンチンの田舎で
 
私生児として生まれた身分の低い女性が、
 
恋人たちを利用して女優として成り上がり、
 
とうとう大統領夫人にまでなった。
 
 
特権階級が冨を独占する世の中、
 
疲弊した民衆の心をつかみ、
 
労働組合を味方につけ、
 
エビータ(エヴァ)はアルゼンチン民衆の希望の星のような存在になった。
 
 
バラマキともいえる経済政策を実行し、
 
ますます民衆の人気を得たが、
 
政治経済の混乱を、そう簡単に解決することはできない。 
 
 
 
反対勢力である上流階級や軍部を抑えるためにも、
 
エビータは副大統領となることを目指す。
 
 
しかし病気により断念。
 
33歳の若さで亡くなった。
 
アルゼンチン国民の嘆きは計り知れないものだった。
 
 
 
という感じの内容で、
 
エビータのことも、アルゼンチンのことも、
 
どこか突き放した描き方でした
 
 
タイトルロールがエビータなのだから、
 
当然彼女を称賛する立場から描かれていると思っていたので、
 
野心家の悪女という捉え方にはびっくりしました
 
 
イギリスにおいてのエヴァの評価は
 
このような感じだったのでしょうかね~
 
 
イギリスは
 
アルゼンチンとの関係が良くなかったから?
 
あるいは、
 
ヨーロッパ以外の国を、見下すような感じだったから?
 
 
 
 
 
どの視点から見るかで、
 
人生は相当違う評価になるのだろうと思います。
 
とくに彼女は政治的なアイコンだったので、
 
それが顕著なのだろうとも思います
 
 
よってミュージカルエビータを、
 
ごく単純に、
 
「この作品、好き~」とは言えないです
 
 
でも、非常に強い引力があって、
 
たちまち心をつかまれ、
 
もっと観たい、もっと知りたい、という気持ちにさせられます。
 
これは楽曲などの素晴らしさだけでなく、
 
民衆に慕われた、エヴァの魅力ゆえなのかも~
 
 
 
またぜひ観たい作品です!
 
 
 
 
 
今回も都民劇場さんでチケットを手配して頂きました。
 
1階の左手後方。
 
とても観やすくて良いお席でした^^。
 
感謝です♪
 
 
 
 
長いレポートを読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m
 
 
 
※余談※
 
この猛暑の中、着物で観劇^^;
 
(都心での観劇は、乗り物に乗るまでが暑いだけですも~ん^^;;;)
 
Evita2018072_2
 
(あちこち着付けがダメなところありますが、ご容赦ください^^;;;)
 
 
どうしても着物で出かけたい!という、
 
この、わけの分からない情熱^^;;;
 
 
 
すっかり着物に夢中です^^
 
 
 
早く涼しくなってくれないかしら~
 
もっとアチコチ着物でお出かけしたいです~

2017年10月27日 (金)

ブロードウェイ・ミュージカル「天使にラブソングを」 at シアターオーブ

Sister_act201710

先日のKーバレエカンパニーの「クレオパトラ」の興奮が

 
まだ冷めやらぬ感じなのですが、
 
 
こちらも都民劇場で手配していただきました。
 
歌舞伎は6カ月に3公演観られますが、
 
新劇は6カ月に5公演なので、
 
このように日程が詰まる場合もあります(指定日の中から希望日を申し込み)。
 
 
今回の席は2階の右寄りの通路脇一番後ろの列(S席)。
 
舞台は遠いので、表情を観るときはオペラグラスが必要ですが、
 
全体を見渡せますし、
 
座席の傾斜がかなり急なので、
 
視界を遮るものがなく快適でした
 
 
まずは、あらすじ (※注:ネタバレありです)。
 
型破りなクラブ歌手デロリスは、
 
自分の愛人であるギャングのボス、カーティスが人を殺すところを目撃してしまう。
 
高校の同級生でもある警官、エディに相談したところ、 
 
裁判までさびれた修道院に身を隠すことに。
 
デロリスの参入で、修道院は混乱した状態になるが、
 
デロリスに聖歌隊の指導を任せたところ、みるみる上達。
 
シスターたちが歌い踊るショーのような聖歌はたちまち評判となり、
 
修道院にはたくさんの人が訪れ、寄付も多く集まるようになった。
 
そして法王の前でパフォーマンスすることになるが、
 
その前夜、デロリスの所在がカーティスにバレてしまい、修道院が襲われる。
 
しかしシスターたち、強い!
 
しかもずっとデロリスと反目していた修道院長が、
 
身体をはってデロリスを守る。
 
 
警官エディの活躍もあり、カーティスらは逮捕され、
 
デロリスは仲間のシスターたちと法王の前でパフォーマンスを披露。
 
今後もデロリスは仲間と歌うために修道院を訪れることを約束する・・・というお話。
 
 
物静かに暮らしていたはずのシスターたちが、
 
デロリスの影響でパワフルに歌い踊ってしまう、楽しいミュージカルです
 
 
今回とくに印象に残ったのは、男性の歌がとっっても良かったこと。
 
ギャングのボス、カーティスの歌声には圧倒されました。
 
低くて甘く、声量豊かな歌声でした。
 
また、警官エディの歌もとても良かったです。
 
彼らの歌をもっと聴きたいなぁ~と思いました
 
 
映画では、デロリスをウーピーゴールドバーグが演じましたが、
 
今回はデネー・ヒルという女優さんが演じました。
 
若くて体型も引き締まっている美人女優さんでしたが、
 
歌声は実にパワフル!!!さすがでした
 
 
楽しくて、あっという間に過ぎた2時間強でした
 
 
初日から2日目、平日の夜でしたがオーブはほぼ満員のようでした。
 
若い世代もたくさん来場していました。
 
 
↓オーブのホワイエ(休憩スペース)から撮った、渋谷スクランブル交差点
 
Shibuya1
 
先日のバレエの時も思ったのですが、
 
歌舞伎も2時間半程度にして、価格をS席12000円程度にしたら、
 
もっと若い世代が観に来てくれるのではないでしょうか~
 
 
1等席18000円となると、よほど好きでないとなかなか・・・
 
4時半開演では、お仕事している人は観に来られない・・・
 
そのうえ4時間超の上演時間(休憩含む)となると、
 
歌舞伎を観たことがない人は
 
それだけで怖じ気づいちゃったり ・・・
 
 
歌舞伎座の平日は、私の母親世代の女性でおおむね埋まっています
 
余裕のあるシルバー世代は大切なお客様ではありますが、
 
今後を思うと、やっぱり少し工夫と改善が必要では~と、
 
歌舞伎ファンとして思います
 
 
↓渋谷スクランブル交差点(外国人に大人気)
 
Shibuya
 
 
ともあれ、楽しい音楽に包まれ、
 
明るい気持ちで帰路につきました
 
 
「何か楽しいことないかな~」と思っている方、
 
「天使にラブソングを」オススメです
 
 
長いレビューを読んで下さってありがとうございました。  
 
撮影:2017/10

2017年7月26日 (水)

ブロードウェイミュージカル ウエストサイドストーリー in シアターオーブ

Westside201707_2
 
私のダンス好きの原点は、映画ウエストサイドストーリーと宝塚。
 
 
両親がこの映画のファンだったので、
 
サントラのレコードが家にあり、
 
幼い頃から、繰り返し繰り返し聞いてきました。
 
もちろんテレビで放映されるたびに観ていましたし、
 
中高生の頃にはビデオも買ったので、
 
何度でも飽きることなく観ていました。
 
 
いつかこの作品を、ブロードウェイに観に行こう!
 
というのが私の一つの夢でもありました。
 
 
しか~し、4月に「雨に唄えば」を観に来たとき、
 
レナードバーンスタイン生誕100年記念ワールドツアー
 
ウエストサイドストーリー」が来日することを知り、
 
慌ててチケットをゲットした次第です。
 
 
 
 
会場は渋谷ヒカリエ シアターオーブ
 
Westside2017071
 
 
今回、大きく出遅れてのチケットゲットだったので、
 
選ぶ余裕はほとんどなかったのですが、
 
なんとかかんとか取ったのが
 
1階、前から7列目 左から10個目の席。
 
 
「雨に唄えば」のときは、最速先行予約で取ったので、
 
1階19列目の、右側のブロックの左端通路脇、というとても観やすい席でした。
 
 
今回の席(1階7列目10)は、演者をとにかく近くで見たい、という方向けかな…
 
 
私のようにダンスを観たい人には、
 
オススメはしないです。
 
前の方は傾斜がなくフラットなので(※追記:8列目から傾斜があるようです)
 
前の人に重なると、舞台が観にくくなります
 
今回、私の前の席の人がとても背の高い方だったので
 
舞台中央から左は、ほぼ何も見えませんでした。
 
 
また、舞台を見上げる感じになるので、
 
ダンサーの足(ステージに置いている足)もあまり見えませんでした。
 
 
作品の前半に、私の大好きなダンスシーンがいくつもあり、
 
とくに迫力の群舞を楽しみにしていたので残念でした。
 
 
そういう会場なので、仕方がないですね。
 
次回チケットを取るときには、注意しようと思いました。
 
 
しかし途中でダンスは半ば諦めた分、
 
その音楽の素晴らしさが胸に迫ってきました。
 
何度も何度も繰り返し聞いた曲なのですが、
 
やはり生演奏はすごい、
 
バーンスタインはすごいんだ~って感じました。
 
 
マリアとトニーの歌にも、心が震えました。
 
映画では、とにかくリタ・モレノの魅力に釘付け、
 
圧倒的なダンスに夢中で、
 
音楽をちゃんと聴いていなかったのことに気付かされました。
 
レコードを聴いているときも、心の中は映画を観てしまったいたのだと思います。
 
なので、ダンスはあまり楽しめなかったものの、
 
楽曲の素晴らしさを再発見できたことが幸せでした!
 
 
 
また、役者さんたちも歌、踊り、芝居、そして役にあった容姿が揃っていて、
 
やっぱり本場はすごいなぁと思いました。
 
 
マリアを演じた女優さんは、
 
まさにナタリーウッドを彷彿とさせる方でした。
 
乙女の雰囲気の残る可憐さが、マリア役にぴったりでした。
 
 
とても細い方でしたが、
 
安定した優しい高音で素晴らしい歌を披露してくれました。
 
さすがだなぁと思いました。
 
 
アニタ役を演じた女優さんも、圧巻のダンスを披露してくれました。
 
リタ・モレノの演じたアニタのイメージが強烈なので
 
この役はとても難しいのではないかと思いましたが
 
また違うタイプのアニタ像を見せてくれました。
 
 
ミュージカルでは、映画とは楽曲の構成が異なっていました。
ミュージカルにする上で、いくつか楽曲の構成が変わっていました。
 
いろいろ都合があるのでしょうが、
 
「クラプキ巡査への悪口」の唄は、
 
決闘でリフを失った後に歌うにはお気楽すぎる気がしますし、
 
「クール」は、リフを失ったことによる激しい感情で、メンバーが混乱している中でこそ
 
その意味がある内容のように思います。
 
その辺りはちょっと違和感が残りました。
 
でも両方とも大好きな曲、場面なので、
 
カットせずに残してくれたことに感謝しなきゃかもですね。
 
(※追記 記事を最初に書いたときは、映画が先で、舞台化が後だと思っていました。
 
しかしその後、舞台で上演されのが先だと知りました。
 
よって、今回観たミュージカルの構成がオリジナルなのですね。失礼しましたm(_ _)m)
 
 
 
ともあれ、ウエストサイドストーリーを
 
本場のキャストで観ることができて幸せでした!!!
 
 
またきっと来日してくれると信じています!
 
その時は、最速先行で、ダンスを観やすい席をぜったいにゲットしようと思います!
 
長いレビューをお読み下さいましてありがとうございました\(^o^)/
 
 
 
※tips※
↓シアターオーブの2階部分に、このようなスペースがあります。
 
(シアターオーブはビルの11階~なので、オーブの2階とはいっても、ビルの高層階です)
 
 
ベンチや、窓際のテーブルを利用して、持参した軽食などを食べることができます。
 
(珈琲や軽食も売っています)ご参考までに。
 
Westside2017072
 
 
撮影:2017/7

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チワワの『まる』について

  • ロングコートチワワ・2008年7月7日生まれ 毛色はレッド 甘えん坊で人見知りでですが、おだやかな性格の女の子です

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