コートールド美術館展 in 東京都美術館
東京都美術館で開催されている
コートールド美術館展に行ってきました。
印象派の巨匠達の、
有名な絵が数多く集められていて、
密度の濃い展覧会でした。
平日の午後2時過ぎでしたが、
混雑もさほどではなく、
人気の絵も、
少し待てば遮られることなく鑑賞することができました。
「これらの絵を収集したコートールドさんって何者?」という疑問にも
ちゃんと答えてくれる構成になっていたのが嬉しかったです。
イギリス人のコートールドさんは19世紀から20世紀にかけて、
レーヨンの製造で莫大な資産を築いたビジネスマン。
印象派の評価がまだ低かった頃に
セザンヌ、マネ、モネ、ルノワール、ゴーガン、ドガなどの名画を収集したそうです。
すごい審美眼と投資の才能のある人だったのですね!
↑展覧会の最終エリアにあった撮影スポット
さて私のお目当てはやはり
マネの傑作「フォリーベルジェールのバー」(↓ショップで購入したクリアファイル)
実物を見ることができて、とても感動しました。
この絵の何に惹かれるのか、
自分でもよく分からないのですが、
いつまでも見続けていたいような、
何か不思議な、そして圧倒的な魅力を持った絵だと思います。
2012年にロンドンを再訪する際、
美術館巡りをかなり入念に準備しました。
その中で、最も心惹かれた絵の一つがコートールド美術館にある
マネの「フォリーベルジェールのバー」でした。
「ぜったい見てこよう!」と思っていました。
ところが・・・いざロンドンに行くと、
ナショナルギャラリーで印象派をかなりたくさん見て、
印象派はだいぶお腹いっぱいの状態に・・・^^;;;
毎日歩き回って疲れが出たこともあって、
あんなに行きたいと思っていたコートールド美術館訪問を諦めてしまい、
マネの絵も見ずに帰ってきてしまったのです。
なのであの時諦めた「フォリーベルジェールのバー」を
こうして東京で見ることができるなんて夢のようでした。
印象派の絵画、とくにマネ、ルノワール、モネなどの作品を見ていると
「モノじゃなくて光を描いたんだなぁ」と感じます。
↑ マネ「アルジャントゥイユのセーヌ河岸」の絵はがき
この美しい光の世界を、命のきらめきを、どう描き出そうか。
画家たちの、そんな思いが伝わってくるような展覧会でした。
見応え十分!
2019/12/15までです。
できればもう一度行きたいな。
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コメント
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お久しぶりです。
私も印象派は大好きです。
投稿: ずぅ | 2020年1月 9日 (木) 19時01分
ずぅ様、お久しぶりです!コメントをありがとうございます😆✨
印象派、柔らかな光の世界に、あるいはざわめきの中に、引き込まれてしまいそうになります〜☺️
投稿: ずぅ様←Lala | 2020年1月10日 (金) 12時26分