三国志展 東京国立博物館
三国志展、
「人気で大混雑」という情報に
いつ行くべきかと逡巡しているうちに9月。
夜間開館のときなら、いくらか混雑もマシかなと思い、
仕事帰りの土曜日、夜7時すぎに行って来ました。
大混雑というほどではないですが、
人気の展示物の前は人だかりになっていて
少し待たないと見られない程度には混んでいました。
全展示品撮影可(映像を除く)だったので
なおのことではありました。
↑川本喜八郎さんの作品
三国志、ずぅっと前に横山光輝のマンガを読んだのですが、
もうほとんど忘れちゃってて^^;;;
ちゃんと予習しようと思ったのだけど
結局できなくて^^;;;
でも大丈夫!音声ガイドがあれば何とかなる!!
と思い、貸出カウンターで
「吉川晃司さん版(一般的な音声ガイド)をお願いします」と言ったところ
「真・三国無双版もありますよ!」とのこと。
「でもゲームやったことないから・・・」と言うと
「ゲームやったことない方でも楽しめますよ!」と。
「三國無双版、オススメなのですね?」と尋ねると
「4人の武将の掛け合いになっていて、珍しい音声ガイドです!!!」との返答。
ならばせっかくだからと、250円ほどお高い三國無双版を借りました。
曹操、曹丕、夏侯惇、関羽の4人がナビゲートしてくれる内容で、
なかなか面白かったです。
もう一度行ったら、もう一度借りると思います^^
かなりの数の展示でしたが、
2009年に曹操の墓が発見されたこともあり、
曹操関連の展示が印象的でした。
曹操って本当にいたんだな~と実感できました。
劉備や諸葛孔明関連の展示は少なめでしたが
それは、彼らが信仰の対象になっているため、
墓の中を調査しないからだと音声ガイドで説明されていたと思います。
歴史解明のためには調査すべきなのでしょうが、
こうして守っていくのも良いものかもと思いました。
物語の三国志の幾多のエピソードの中で最も印象的なのは、
関羽と張飛が亡くなったとき、
劉備が我を忘れ、呉に弔い合戦を挑んでしまうもの。
劉備は優しすぎて、
国のトップとしてはどうかと思うところもあるのですが、
人としては素敵ですよね(まぁ、物語の登場人物としてですが)。
蜀といえば諸葛孔明。
彼の知略が躍動した赤壁の戦い。
その中のエピソード「十万本の矢」の展示
壮観でした。
赤壁の戦いがあったと推測される場所はいくつかあるようですが、
その辺りからは実際にたくさんの矢じりが発掘されているとのことでした。
物語三国志の中で、一番好きなキャラは誰かといえば
やっぱり関羽
リアル関羽についての展示はあまりなかったように思います。
彼も神になっていますからね。
おいそれとはリアル関羽の情報って、
明かされないのかも知れませんね。
リアルな歴史は物語とは異なるわけですが、
物語のおかげで
はるか昔の遺物から生き生きとしたものを感じることができて
興味が増しますね。
物語の力はすごいです。
仕事帰りだったため、
あまり集中力はなかったのですが、
それでもそれなりに楽しめたのは、音声ガイドのおかげが大きかったです。
9/16までなので残り少ないですが、
これから行く方、真三國無双版音声ガイド800円、オススメです!
長いレポートを読んで下さりありがとうございました!
最近のコメント