ウエストサイドストーリー in IHIステージアラウンド東京
豊洲のステージアラウンド東京でWest Side Storyを観てきました(アメリカのキャスト版)。
私は映画版ウエストサイド物語が大好きで、
繰り返し観ているのでどうしても比べてしまうところがあるのですが、
今回のキャスティングは、映画のイメージを大事にしていました。
マリアは細くて可憐、ベルナルドはラテン系イケメン、アニタは小柄で色っぽい。
リフやチノも映画のキャストとよく似ていました。
でも映画ではノッポが演じたトニー、今回は割と小柄。
ケンカが強いキャラのはずなので、ちょっとイメージが…と。
でも彼が歌い始めたら、そんな懸念は吹っ飛んでしまいました。
素晴らしい歌唱力。
声が良いのはもちろん、表現力豊か。
マリアがあっという間に恋に落ちたのもうなずける感じでした。
ダンスシーンは、私の大好きな屋上のシーンが女性のみの構成になっていて残念。
あのシーンが一番楽しいのに。
でも映画の撮影もあの激しいダンスシーンは大変だったらしいし、
ダンスシーンが多いほどケガの心配も増えるから仕方ないのかな。
ウエストサイドストーリー、言うまでもないのですが、
楽曲が本当に素晴らしいですよね。
今回生演奏だったのでさらに楽しめました。
久しぶりにオーケストラのコンサートに行きたくなりました。
あの響きに心がとても癒されます。
ステージアラウンド東京、初めてでしたがなかなか興味深かったです。
ステージが穴の大きなドーナツ状で、
ドーナツの穴の部分に客席。
場面転換の時に、ステージではなく客席部分が回ります。
周囲をグルリと囲むステージの幕に映像も映し出されるので、
浮遊するような、不思議な感覚がありました。
座席の傾斜が急になのと、席が一列ずつ互い違いになっているので、
視界を妨げられることなく、とても観やすかったです。
今回も都民劇場の定期公演でチケットを手配して頂いたのですが、
ちょうど客席の乗る円盤の中心位置でした。
舞台からは距離があるけれど真ん中なので
とても良かったです。
ステージアラウンド東京は期間限定の劇場らしく、
建物はプレハブ?みたいな簡素なもの。
ロビーも狭く、ベンチは少ししかないです。
ロビーにカフェがあり、スタンドテーブルと、壁沿いにテーブルがあり、
飲食することができます(カフェで買ったもの以外のものを食べても大丈夫)
トイレの数は多いので、並んでも進みは早いです。
あと、座席の前後の間隔が狭いので、通路から遠い席の人は早めに着席した方がいいと思います。
ゆりかもめ市場前駅から5分程度。駅と劇場の間にはお店ナシ。
隣にホテルを建てているようでしたので、あれができたら少し変わるのかな。
ともあれ、よいミュージカルを見ることかできて、とてもリフレッシュできました!!感謝です!!!
(カーテンコール時撮影可でした)
最近のコメント